管理者:給与計算を開始する

サイドバーの「給与管理」から毎月の給与計算を実行します。計算は店舗ごとに自動処理されます。

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「給与管理」メニューを開く

サイドバーの「給与管理」をクリックします。画面上部に「新規給与計算」フォームが表示されます。

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対象年・月を選択する

プルダウンから計算したい年と月を選択します。初期値は前月が設定されています。選択すると、会社の締め日設定に基づいた計算期間が自動表示されます。

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「給与計算開始」ボタンを押す

ボタンを押すと確認ダイアログが表示されます。対象年月・計算期間・締め日を確認してから「計算を開始」をクリックします。

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処理の完了を待つ

進捗ダイアログが表示され、店舗ごとの処理状況がリアルタイムで更新されます。完了すると「給与計算一覧」に新しい行が追加されます。(ここで通信が切れてもサーバーで処理が継続されます)

一度計算をすると、同じ期間で新規の計算は行えません。再計算をしたい場合は、既存の計算結果のページから再計算してください。

給与計算結果画面の説明

給与計算一覧の行をクリックすると、その月の計算結果詳細画面に移動します。

ステータスバッジの見方

バッジ 意味
未締め 給与期間がオープン状態。勤怠の修正が可能
締め済み 給与期間がクローズ状態。勤怠の修正ができない
未公開 スタッフ用サイトで給与明細を閲覧できない状態
公開中 スタッフ用サイトで給与明細を閲覧できる状態

操作ボタンの説明

ボタン 説明
再計算 対象店舗を選択して給与を再計算する。既存データは上書きされる
締め処理 / 締め解除 給与期間をクローズ/オープンに切り替える。締め済みにすると勤怠修正が不可になる
一括公開 / 公開解除 全スタッフの給与明細を一括で公開/非公開にする
Excelダウンロード 全スタッフの給与データをExcel形式でダウンロード
CSVダウンロード 全スタッフの給与データをCSV形式でダウンロード
PDFダウンロード 全スタッフの給与一覧をPDF形式でダウンロード

銀行管理

給与管理画面の「銀行管理」ボタンから、振込口座グループの設定・スタッフの銀行口座登録・振込用一覧の確認・全銀データのダウンロードが行えます。

「全銀データ(全銀フォーマット)」とは、一般社団法人全国銀行協会(全銀協)が定めた、国内の金融機関で資金移動を行うための統一データ形式です。主に企業の給与振込や総合振込(取引先への支払い)で、複数の振込情報を一度に銀行へ送信するために使われます。

銀行を設定する

店舗ごとに銀行を割り当てられます。全銀データを使う場合は必ず設定してください。

項目 必須 説明
銀行名 必須 銀行の名称。例:「〇〇銀行」
銀行コード 任意 4桁の半角数字。全銀データ出力時に使用
銀行名カナ 任意 半角カナ・大文字英字・数字のみ。全銀データ出力時に使用
支店コード 任意 3桁の半角数字
支店名カナ 任意 半角カナ・大文字英字・数字のみ
口座種別 任意 普通 または 当座
口座番号 任意 7桁以内の半角数字
口座名義カナ 任意 半角カナ・大文字英字・数字のみ(()使用可)
依頼人コード 任意 10桁以内の半角数字。全銀データの委託者コードとして使用

全銀データで使用する半角カナ入力の注意:小文字カタカナ・「ヲ」は使用不可です。「ヲ」は「オ」で代用してください。

スタッフの銀行口座を登録する

銀行管理画面内でスタッフごとの振込口座を登録します。全銀データを利用する場合はすべての項目が必須です。

項目 必須 説明
銀行コード 必須 4桁の半角数字
銀行名カナ 必須 半角カナ・大文字英字・数字のみ
支店コード 必須 3桁の半角数字
支店名カナ 必須 半角カナ・大文字英字・数字のみ
口座種別 必須 普通 または 当座
口座番号 必須 7桁以内の半角数字
口座名義カナ 必須 半角カナ・大文字英字・数字のみ

振込用一覧の使い方

給与計算結果画面の「銀行振込」ボタンから、その月のスタッフ別振込金額一覧を確認できます。

機能 説明
並べ替え ドラッグ&ドロップで順序を変更できる。「カナ順」ボタンで自動並べ替えも可能
順序保存 並べ替えた順序を保存する。次回以降もこの順序が維持される
金額コピー 各スタッフの手取り金額をクリップボードにコピーできる
CSVダウンロード 従業員ID・氏名・振込金額のCSVをダウンロード
印刷 振込用一覧を印刷する

全銀データを使う場合は並べ替えは必要ありません。銀行のサイトに直接入力する場合に、並び順を揃えておくと便利です。

全銀データをダウンロードする

全国銀行データ通信システム(全銀協)形式のデータファイルを出力できます。

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銀行を選択する

振込用一覧画面でダウンロードしたい銀行のタブを選択します。

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上部の全銀協ボタンを押す

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振込日と種別を入力する

振込日を選択します。

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「ダウンロード」を押す

.txt形式のファイルがダウンロードされます。インターネットバンキングにアップロードして振込に使用します。

計算方法の詳細

給与計算は以下の順序で実行されます。各項目の計算結果は給与明細に反映されます。

各スタッフの計算ルールは「管理者向け設定 → 給与計算ルール」およびスタッフ個別設定で変更できます。スタッフ個別設定が優先されます。

① 基本給

給与形態計算方法
時給制 通常労働時間(1分単位) × 時給
月給制(所定労働時間なし) 固定給をそのまま適用
月給制(所定労働時間あり) 固定給 ± (実通常労働時間 − 所定労働時間)× 時給換算額
時給換算額 = (固定給 + 任意手当)÷ 所定労働時間

② 残業代

残業時間の算出方法はスタッフ(または店舗)の「残業計算タイプ」設定によって変わります。

計算タイプ残業時間の算出方法
日次(デフォルト) 1日の勤務時間が8時間を超えた分 + 週の総勤務時間が40時間を超えた分(休日出勤の時間は除く)
月次(173時間) 月の総勤務時間が173時間を超えた分

週の定義は日曜日始まり。週40時間超の残業算出には次の2つのルールがあります:

  1. 1日8時間超えで既にカウントした日次残業は週次計算から除外する(二重計上しない)
  2. 計算期間が週の途中から始まる場合でも、その週の期間外の勤務時間も週合計に含める

具体例:計算期間が11月1日(水)から始まる場合

曜日日付勤務時間日次残業備考
10/298時間0時間計算期間外
10/309時間1時間計算期間外
10/318時間0時間計算期間外
11/18時間0時間計算期間開始日
11/210時間2時間
11/38時間0時間
11/48時間0時間
  • 週の合計勤務時間:期間外 25時間 + 期間内 34時間 = 59時間
  • 週40時間超えた分:59 − 40 = 19時間
  • 日次残業として計上済み:3時間
  • 週次追加残業:19 − 3 = 16時間(この計算期間の残業として加算)

※ 期間外の10/29〜10/31(25時間)を無視すると週合計は34時間となり週次残業は0になりますが、正しくは前の勤務時間を含めて計算します。

残業代の計算式:

対象時間計算式
月60時間まで 残業時間 × 時給 × 割増率(デフォルト 1.25)
月60時間超え 超過時間 × 時給 × 60時間超割増率(デフォルト 1.50)

割増率を 1.00 に設定するか残業代を無効にすると、残業代は発生しません。週は日曜日始まりで計算されます。

③ 時間帯別手当

各時間帯の手当は、その時間帯の実勤務時間(休憩除く)に基づいて計算します。店舗または個別スタッフで有効にした場合のみ計算されます。

手当対象時間帯計算式
深夜手当 22:00 〜 翌5:00 深夜時間帯の勤務時間 × 時給 × (深夜割増率 − 1.0)
割増分のみ加算。基本給と合算すると深夜割増率分の賃金になります
早朝手当 設定した時間帯 早朝時間帯の勤務時間 × 早朝手当額(円/時間)
夕方手当 設定した時間帯 夕方時間帯の勤務時間 × 夕方手当額(円/時間)

④ 曜日別・特定日手当

手当対象計算式
土曜手当 土曜日の勤務 土曜勤務時間 × 土曜手当額(円/時間)
日曜手当 日曜日の勤務 日曜勤務時間 × 日曜手当額(円/時間)
休日手当 スタッフ個別の休日出勤日 休日勤務時間 × 時給 × (休日割増率 − 1.0)
割増分のみ加算(深夜手当と同じ方式)
特定日手当 各種登録 → 特定日で設定した日 特定日勤務時間 × 手当単価(円/時間)
手当単価の優先順位:スタッフ個別設定 → 特定日ごとの上書き設定 → 給与計算ルール基本設定

⑤ 任意手当

スタッフに設定された「手当」ごとの金額を合計します(各種登録 → 手当 で定義)。有効状態の手当がすべて加算されます。

⑥ 交通費

交通費タイプ計算方法
勤怠ごと 1勤怠レコードあたりの金額 × 当月の勤怠件数
同日に複数回打刻した場合は複数回カウントされます。
月額固定 設定した月額固定金額を支給

同日に複数の勤怠記録がある場合は複数回の交通費がカウントされます。1回分の交通費にしたい場合は休憩を活用して1つの勤怠記録にしてください。

複数店舗に所属するスタッフは、店舗ごとに交通費を設定できます。交通費を発生させたくない店舗の場合は交通費に0を設定してください。空欄の場合は主店舗の交通費が適用されます。

非課税限度額(設定値)を超えた分は課税対象交通費として処理されます。

⑦ 有給休暇

給与計算期間内に登録された有給取得レコードの支給額合計を加算します。有給の登録はメニューの有給管理簿から行います。

⑧ 控除

控除項目算出方法
健康保険料 スタッフ個別に設定した固定額
子ども子育て支援金 スタッフ個別に設定した固定額
厚生年金 スタッフ個別に設定した固定額
雇用保険 課税対象総支給額 × 0.5%
スタッフの雇用保険フラグが有効な場合のみ計算
所得税 国税庁の「源泉徴収税額の電算機計算の特例等」の計算式に基づく月次源泉徴収税額
住民税 スタッフに登録された月別住民税額(各種登録 → 住民税 から登録)
任意控除 スタッフに設定された「控除」ごとの金額合計(各種登録 → 控除 で定義)

集計式

項目算式
総支給額 基本給 + 残業代 + 深夜手当 + 早朝手当 + 夕方手当 + 休日手当 + 土曜手当 + 日曜手当 + 特定日手当 + 任意手当 + 交通費 + 有給
控除合計 健康保険 + 子ども子育て支援金 + 厚生年金 + 雇用保険 + 所得税 + 住民税 + 任意控除合計
差引支給額(手取り) 総支給額 − 控除合計

各種ダウンロード

種類 内容 場所
給与明細PDF スタッフ個人の給与明細 ダウンロード → 給与明細
賃金台帳 スタッフの賃金台帳(PDF) ダウンロード → 賃金台帳
源泉徴収票 年末調整用の源泉徴収票(PDF) ダウンロード → 源泉徴収票
全銀データ 銀行振込用のデータファイル 給与管理 → 各月の給与計算結果 → 振込用一覧